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Dr.パルナサスの鏡 レビュー

「Dr.パルナサスの鏡」は、テリー・ギリアム監督の最高傑作だ!

テリー・ギリアム監督といえば、「ブラザーズ・グリム」「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」などで、他の追随を許さない独自の世界観を打ち出してきた映画監督。今作も、そんな彼らしさが存分に爆発した作品になっている。

(以下ネタバレ)


パルナサス博士の鏡は、中に入った者の欲望をその鏡の中でだけ具現化する。パルナサスとその一座は、その鏡を売りにして各地を巡業する大道芸人一座。パルナサスは、契約により、娘が16歳になったら、悪魔に差し出さなければならないことに頭を悩ませていた。娘の誕生日が近づいたある夜、一座は記憶喪失の男・トニーが首を吊っているところを助ける。悪魔は、「俺より先にパルナサスが5人の人を鏡に入れられたら娘はいらない」と、再度賭けをもちかけてくる。トニーの活躍により、4人の客を鏡の中に招待できたのだが、過去にトニーを追っていたマフィアが現れ、あと一人のところで断念。最後の手段として、トニーが鏡に入るが、記憶を取戻したトニーは欲望に取りつかれて死に、パルナサスの娘も悪魔の導きで消えてしまう。ひとり悲しみに暮れるパルナサス博士。しかし、苦しみの果てに、博士は娘との奇妙な再会を果たすのだった。


こうストーリーだけ書くと支離滅裂になっちゃう。それがテリー・ギリアム作品の特徴。

そんな荒唐無稽さはいつも通りで充分に楽しいのだが、ギリアム作品に何となく足りなかったのが、キャラの魅力。「12モンキーズ」のブラピのように例外はあるにしても、基本は世界観に人物が食われていたと思う。


しかし、この作品は、キャラが過剰なほどに魅力的なのだ!

まずはヒース・レジャー演じるトニー。ヒースは、トニーの「表」の面を、後半に3人の代役(ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウ)がトニーの「裏」の面を演じる。ヒースの死で代役になったことが効果的とも言えるが、やはり俺はヒースの演じ分けを観たかったので残念でしょうがない。
(ジョニー・デップ目当てで見に行ったりしない方がいい。ほぼ出てこないから)。

パルナサスの娘・ヴァレンティナ!抜群のスタイルで巨乳ですごいセクシーだ。演じるリリー・コールという女優は179㎝もあるんですって!イケメンもそんな凄い女とは付き合ったことがない。

そして、主人公はトニーであるかのように言われてるが、実際はDrパルナサスが主人公。荘厳な存在感と、永遠の命を持ってしまった者のある悲哀を名優・クリストファー・プラマーが醸し出す。だから、ちゃんと観客がこの人物に感情移入できる。

Drパルナサスの片腕となる小人の存在感も強烈だ。登場シーンにはぎょっとさせられる。最も知的なキャラで、非常に重要な役回り。小人症の俳優・ヴァーン・トロイヤーが演じている。

また、ヴァレンティナに恋する、愛すべきダメ男、そして不気味で瓢々とした悪魔も、それぞれに物凄くキャラが立っている。

この6人だけでストーリーが進むのだが、キャラの魅力だけでも全く飽きさせない。そこにギリアム流のいつものイマジネーションが加わるのだから、映画的魅力のフル装備だ!



ギリアムの作品はいつも、荒唐無稽で難解で、不条理で、ナンセンスな部分も多く含む。それでも主題は深く突き詰めるし、世界観すら主題のための道具として使う。そこがギリアムの凄いところ。

今作の主題は、お察しの通り、欲望とか夢とか現実とかいったこと。その主題を追究するために、この寓話がいかに意味のある構成をなされているかが考えれば考えるほど解ってくる。

なるほど、雑なところも説明不足なところもある。でも、ギリアムの作品には、そして特に「Drパルナサスの鏡」にはそれらをものともしない、圧倒的な
物語の力、想像力の力、映像の力
つまり、映画の力
がある、と思う。

「Drパルナサスの鏡」は、テリー・ギリアム史上最高の「映画」だ!



昨日、早稲田松竹(高田馬場にある名画座)で「ロスト・イン・ラ・マンチャ」というドキュメンタリー映画を観た。ギリアム監督が10年間も構想した映画「ドンキホーテ」の製作が頓挫する顛末を記録したドキュメンタリー。ギリアムは世界一不運な映画監督だ。製作会社による勝手な映画の結末の改変、撮影中の主演俳優の死。それでもギリアムは映画を撮り続ける。泣けた。


P.S
ギリアムは現在、再び「ドンキホーテ」の製作に挑んでいる!
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| movie | 19:38 | comments:2 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

こんにちは☆

コメント、そして相互リンクありがとうございました☆
オイラのとこにもリンク貼っておきました♪

『Dr.パルナサスの鏡』、ギリアムらしさ全開でしたね♪
あの独特の世界感大好きです☆
ヒース・レジャーをはじめ、彼の意を汲んだ3人もさることながら、リリー・コールにはやられました!

| トラヴィス | 2010/02/07 19:17 | URL | ≫ EDIT

コメントありがとうございます!
リリー・コール、本当に人形みたいに可愛らしいのにスタイル抜群ですごいと思います。
今後の活動にも期待してます!

| hoysoy4!men | 2010/02/12 21:21 | URL | ≫ EDIT















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