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「THE 4TH KIND」はホラー映画の理想的な反面教師だ!

「THE 4TH KIND」
行方不明者が多発するアラスカ州ノームを舞台に、原因不明の現象の究明に迫る衝撃的な実録スリラー。2000年に起こった凄惨な出来事の渦中にいた心理学者が録画した記録映像の一部を本編に用い、『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチがナビゲーターと、心理学者を演じる再現映像で世にも恐ろしい異変を描く。犠牲となった人たちの混乱と悲痛な叫び声、さらには現実のものとは思えないショック映像に息をのむ。(Yahoo映画より)

これが映画の紹介文である。見る予定はなかったが他の映画の時間に間に合わなかったのでぽっかり空いた時間に見ることにした。

(以下ネタバレあり)


この映画は「実録スリラー」という触れ込みであり、その名の通り記録映像と普通の映画の映像を共に用いている。
しかし、残念ながらこの挑戦的な編集は映画の質を高めるどころかそれを全く怖くないレベルにまで落としこんでしまっているのだ。

この映画は基本的にはミラ・ジョボビッチが博士となって不眠症の患者を診る流れで進む。そして患者とのカウンセリングで緊張感が高まると画面が2つになり(!)、左では記録映像が、右では映画の役者の演技が見られるようになっている。
両者の動きは完全にシンクロしていて、そしてシンクロ不可能なレベルに達すると(空中に浮いたりする)、左画面が右画面を押しのけて1画面で鑑賞することになる。
これはおそらく記録映像によって真実性を持たせ、リアリティを増すという考えがあるのだろう。しかし見た感想を言わせてもらうと、この演出は、右画面の役者の動きを「ただの演技」と強調しているに過ぎない。これ以降映画の役者の演じる行動のフィクションラインは猛烈に低下し怖さを1ミリも感じない。

それでも映画は続き、不眠症の患者は共通して「フクロウ」の夢を見るということがわかってくる。
そして彼らのうちの1人が家族を射殺して自らも銃で命を断つ。この場面は記録映像風テイストで演出されているのだが、顔面に発砲し死ぬ瞬間、モザイクが顔を覆い尽くし、顔面が見えなくなる。この効果はいらない、いらなすぎる。
記録映像は生の記録でこそ意味がある、それはパラノーマルアクティビティの時に述べた。なのになぜモザイクをつける、これは記録映像が加工されたものだと強調するだけじゃないか。この時点で記録映像のフィクションラインも低下し怖いものは皆無となる。

しかし映画はまだ半分にも達していない。まあ細かいところ(この間にフクロウの正体が宇宙人だとか言い出す、はっきりいって興ざめも甚だしい)は飛ばし、博士の子どもがさらわれる場面に行こう。
ここではミラ・ジョボビッチが絶叫し、その子供が家から消える。
その記録映像なんだが・・・巨大UFOに向かって子どもが屋根から突き抜ける映像を外のパトカーから撮ったものという設定らしい。が、巨大UFOとみられる黒い影が出てきた瞬間映像が乱れ(いい加減だなあ)よく分からない、見えない。そんなんだったら最初から記録映像なんて出すなよ!(この乱れは不可解現象を写した映像全てに見られ、記録されたものが記録してはいけないものと思わせる恐怖感を演出しているのだろうが、もう映像加工の手抜きのごまかしとしか思えない)

じゃあ巻いて巻いてラストの博士発狂シーン行きましょう。ここではカウンセリング中、突然博士の胸がビクンビクン波打って宇宙語を発しだす。なかなかよく出来ている場面だ。映像自体はいいアイデアだとは思う。しかしこれは記録映像のみの1画面なんだ・・・。なんでここでミラ・ジョボビッチ出さない!ミラ・ジョボビッチの胸がビクンビクン揺れる様子がイケメンとしてはものすごく見たかったのに・・・・・ここが一番まともなシーンなのに減点最大のポイントだ!

全編通じて言えることは、ホラーの記録映像と実写映画の共存はこんな安易な方法でできるもんじゃないよ、ということ。記録映像風にやりたいならグローバルフィールドとかRECとかみたいにアイデアを工夫してもらいたい。フィクションラインの設定、この映画はその点で理想的な反面教師である。ホラー映画を志す監督には是非見てもらいたい。

と、さんざん酷評したがこの映画でも最高に怖いものがあった。それはテレビ風の演出で博士(モノホン)が過去のことを語るシーン。この博士の顔が最大に怖い。例えるならハリーポッターのドビーの顔を縦に引き伸ばしてカツラかぶせた感じ。お前が一番宇宙人だろ。怖い怖すぎる。

P.S.
ウィキペディアさんから

本作の予告編は、映画の物語が「実際の事件」に基づいたものだと説明しているが、具体的な事件は明示していない。そのため、事件の証拠資料の存在やアビゲイル・タイラー博士が実在の人物であるかなどについてさまざまな憶測が流れた。
2009年9月1日付けで報告されたアンカレッジ・デイリーニューズの調査によると、映画が謳うノーム周辺の失踪事件に裏付けはなく、ノームにおける原因不明の死者の数は他のアラスカ州の都市と大差ないという。ノームを含む人里離れた地域では地形が厳しいのに加えアルコール依存症患者の割合が高いことが、それらの地域での行方不明の多くに結びついているとするのが一致した意見である。
2009年11月12日、ユニバーサル・ピクチャーズは映画を実際の事件に基づいていると見せかけるためネット上のニュース記事や訃報を偽造したことを認め、「映画の宣伝のために偽造されたニュース記事に関する苦情を解決するため」アラスカ記者クラブに2万ドルの和解金を支払うことで合意した。

と。バイラルマーケティングしてたんだね。やっぱり。あ、あともう一つ思い出した。映画の最後に失踪した娘の写真が出てきたのだが,これが本当に宇宙人博士から生まれたのかと思うほど可愛かった。イケメン、ちょっとノーム行ってきます。






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